美幌ロータリークラブ(早田眞二会長、会員52人)が11月29日、美幌町教育委員会に生理用品13箱(3910枚、15万円相当)を贈った。小中学校5校で活用される。
クラブは9月、美幌ふるさと祭りに出店し、飲食物販売やヨーヨーつりなどを実施。収益の一部を今回の寄贈に役立てた。
早田会長、幹事の牧野泰乘さんが役場を訪問。早田会長は「生理の貧困問題は美幌でも苦しんでいる方がいると聞きました。(クラブが所属する)第2500地区の母子の健康増進委員会が力を注いでいる取り組みでもあります。役立てていただけたら」と、矢萩浩教育長に目録を手渡した。矢萩教育長は「さっそく学校に届けたい」と感謝した。
美幌町教委は2022年度から学校の女子トイレや保健室に生理用品を置いており、今回の寄贈品も活用する。(浩)