全日本司厨士協会北見支部がこのほど、北見市内の知的障がい児・者支援施設「川東の里」で料理をふるまった。レストランなどのシェフによるプロの料理に、利用者は舌鼓をうった。
同支部は毎年、同施設の利用者に料理を提供しており、今年で45回目。コロナ禍の昨年までは調理したカレールーを寄贈していたが、今年は会員が施設を訪れた。
福田哲也支部長ら市内と小清水の会員14人は、同施設で生産した豚肉を使ったカツカレーやスープなどの料理を、入所、通所者合わせて260食分用意。
おいしそうな料理がテーブルに並ぶと、利用者は「すごい」と目を輝かせ、次々と口に運び「おいしい」と笑顔を見せた。
福田支部長は「久しぶりにみなさんの元気な顔が見られてうれしいです。今後も続けていきたい」と話していた。(菊)