置戸町議会は12日、議員6人が一般質問を行った。
嘉藤均議員は部活動の地域移行にあたり、指導者不足が懸念されることを背景に、町職員の兼業や副業について質問。町職員を部活動指導員として兼職させることについて、深川正美町長は「慎重に検討していかなければならない」と答弁。
山田耕平議員は移住・定住の増加策について質問。深川町長は「新年度予算にIターン、Uターン促進に向けた奨学金償還支援制度を検討している」と説明。また、町営住宅を活用した「お試し住宅の導入も検討している。体験者を迎えるのは令和8年度を想定している」と述べた。
柏原勝議員は、老朽化が進む役場庁舎と特別養護老人ホームの今後についてただした。特別養護老人ホームの整備計画は「令和8年度中に具体化を図っていきたい。役場庁舎はその目鼻がついてから」とし「契機を逃さぬよう整備計画の時期を定めていかなければならない」と述べた。(理)