飲酒運転を目撃した時に、警察に通報する訓練が16日、ローソン北見銀座通店で行われた。店員が警察官扮する犯人に、冷静に対応して通報。訓練を企画した道警北見方面本部などは「『飲酒運転を見逃さないぞ』という地域の目が重要」と、積極的な通報を呼びかけている。
年末年始にかけて忘年会や新年会など飲酒の機会が増え、飲酒運転による事故が懸念されることから初めて実施した。
警察官扮する酔っ払いの男が車で来店。カップ酒を買って車内で飲み、運転して走り去る想定。店員は警察に通報し、男の身長や服装、車のナンバー、走り去った方向などを伝え、駆けつけた警察官が追跡を始めるまでを訓練した。
男に対応した店員は「短時間で特徴をつかむなど難しさもあるが、できる限りのことをしたい。良い経験になりました」と話した。
方面本部によると、24年の管内の飲酒運転検挙数は11月末時点で44件。すでに23年の39件を5件上回っている。
通報に基づく検挙は23年が5件、24年が11月末時点で4件。方面本部交通課の課長補佐は「飲酒運転は交通事故につながる重大な犯罪。自転車も含めて積極的に通報してほしい。コンビニを含め、地域全体で『飲酒運転に目を光らせているぞ』という機運を高めることが大切です」と話した。 (浩)