
全道一斉の「夏の交通安全運動」(7月13~22日)に向けて北見市内で11日、北見市交通安全協会主催の市民集会が市三輪公園で行われた。
「飲酒運転の根絶」「自転車利用時のヘルメット着用と自転車・バイクの交通事故防止」「スピードダウンと全席シートベルト着用の徹底」「子どもをはじめとする歩行者の安全確保と高齢運転者の交通事故防止」の4項目が重点目標。
2014年7月13日に小樽市で女性4人が死傷した飲酒ひき逃げ事件をきっかけに、道は7月13日を「飲酒運転根絶の日」に制定している。集会では同協会の渡部徳章会長が「飲酒運転は絶対ダメ」と決意を強調、北見警察署の谷島拓人署長が「あの事件から10年。根絶へ皆様方のお力添えを」と協力を訴えた。
集会には例年より多い約230人が参加。公園前の国道39号の両側沿道に並び「旗の波」と「横断幕」による街頭啓発を行った。 (寒)