
一般社団法人北見交通安全協会(河合昭徳会長)の定時総会が北見市内のホテル黒部で開かれた。交通安全表彰、今年度の事業計画などを決めたほか役員改選を行った。
北見市と置戸町、訓子府町の会員85人で組織。総会を前に同協会会長並びに北見警察署長連名でいずれも北見市の小原誠さん、佐藤弘樹さん、白井宏一さん、橋本一彦さんの4人を優良運転者として表彰した(写真左)。
総会では、昨春の交通安全運動から今年3月のランドセルカバー配布まで、多い支部では年間50回に及ぶ地域活動を報告。高齢者の安全確保、飲酒運転の根絶など道の方針に沿った6大対策を推進することなど今年度事業計画を決めた。
役員改選で、2011年から7期14年にわたり会長を務めた河合昭徳氏に代わり、理事の渡部徳章氏の会長就任などを決めた。
河合氏は挨拶で「一般社団法人への移行など困難な問題も皆さんの特段のご支援を頂き、職責を全うできました」と礼を述べた。また、北見警察署管内で昨年、交通死亡事故がゼロ件だったことにふれ「日頃から皆様の啓発活動の一つ一つの積み重ねです」と感謝し「悲惨な事故に〝遭わない〟〝起こさない〟ための支援にこれからも協力を」と呼び掛けた。引き続き北海道交通安全協会の理事(副会長)を務める。
渡部新会長は「力を合わせ、安全安心の地域づくりに取り組みたい」と就任の抱負を延べ挨拶した。
新体制の主な役員は次の通り(敬称略)。
▽会長=渡部徳章(北見市)
▽副会長=山田忠茂(訓子府町)石井伸二(置戸町)
▽専務理事=関口篤司(事務局長) (寒)
