北見市常呂町
来年度の入学者20人以下で常呂高校が募集停止の可能性
存続願う住民らが市に要望書提出
道教委は今年8月、常呂高校の来年度の入学者が20人以下の場合、2028年度に募集停止になる可能性を示した。
同校は地理的状況などで再編が困難であるため地域連携校に位置づけられている。従来は1年生の数が2年連続10人未満の場合、再編整備(募集停止)とされているが、道教委今年8月、2年連続20人未満で再編整備の可能性を示唆した。
同校存続を願う住民らでつくる「まちと常呂高校未来プロジェクト」が11月27日、北見市に「公立高等学校配置計画に関する要望書」を提出。要望書では、地域連携校として再編整備が留保されている現在と同じ、2年連続10人未満とする基準の継続を道教委に働きかけることを求めた。同会は、1月にも道教委に存続の要望書を提出する予定。
網走市
男子ラグビー7人制日本代表候補が合宿
パリ五輪の直前合宿…来網大歓迎
パリ五輪の直前合宿として、男子ラグビー7人制(セブンズ)日本代表候補選手が7月、網走市で汗を流した。ラグビー日本代表の網走合宿は、今回の候補合宿を含めて計8回目。コロナ禍などの影響で網走市でのラグビー合宿は減少傾向にある中、関係者は日本代表候補の来網を大歓迎した。
訓子府町
地域活性化起業人・脇坂 真吏さん着任
まちづくり会社構想など実現へ
企業が自治体へ社員を派遣し、民間のノウハウを地域活性化に生かす総務省の「地域活性化起業人」として訓子府町に5月1日、東京の会社社長、脇坂真吏さんが着任した。
脇坂さんは東神楽町などで地方創生を行う「株式会社AgriInnovationDesign」(本社東京)の代表取締役。地域活性化起業人制度(副業型)の活用に伴い、町は同社から人材を派遣させる基本協定を同20日に締結した。
脇坂さんは町が地方創生政策の一環として検討している「まちづくり会社」の構想や事業立案などに向け、町内各地でヒアリングに取り組んでいる。9月には脇坂さんの発案・企画で、町営牧場を会場にミニマラソン大会も開かれ、話題を呼んだ。