2024年重大ニュース

2024-12-26 掲載

(美幌町・津別町/その他)

美幌スキー連盟・篠永 久美子さん == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
美幌スキー連盟・篠永 久美子さん

美幌町

美全日本マスターズ選手権優勝 美幌スキー連盟・篠永 久美子さん

アルペン競技大回転で 向上心持ちスキーを続けたい

 美幌町在住の篠永久美子さん(42)=当時、美幌スキー連盟=が、2、3月に長野県で開かれた全日本マスターズスキー選手権志賀高原大会アルペン競技大回転女子40歳代の第1戦、第2戦とも優勝した。特に第1戦は全年代を通じて最速のタイムを記録し、2年連続総合優勝を果たした。

 第1戦は94人、第2戦は86人がエントリー。第1戦は荒れ気味のコースを果敢に攻めた。第2戦はさらに荒れたコースで「守りに入ってしまった」と、総合優勝を逃してくやしさをにじませた。

 小学生の時にアルペン競技を始め、高校1年生で一度引退。就職や結婚、出産を経て30歳頃に復帰した。篠永さんは「向上心を持ってスキーを続けたい」と話している。


美幌町

2331日ぶり町民が交通事故の犠牲に

町交通安全推進委と美幌署が緊急メッセージ

 12月、美幌町豊岡の旧豊岡線で軽乗用車とトラックが正面衝突し、軽乗用車を運転していた町内の男性が死亡した。町民が交通事故の犠牲になるのは2018年以来。美幌町交通安全推進委員会会長、美幌警察署長が連名で町民らに向け緊急のメッセージを出した。

 事故により「住民による死亡交通事故ゼロの日」は2331日、「町内の死亡交通事故ゼロの日」は635日で途切れた。

 メッセージは全席シートベルト着用やスピードダウンなどを求める内容。メッセージに加え、警察署は速度抑制のため取り締まりやパトロールを強化する方針を打ち出し、推進委員会などは現場にのぼりを立てるなど啓発を行い、悲惨な事故の再発防止を訴えている。


津別町

11月末で110年ぶりに人口4千人割れ

佐藤町長「課題を少しずつ改善したい」

 津別町の住民基本台帳に基づく人口が、11月末時点で3975人になり、4千人を割った。町に残る記録によると、3千人台になるのは1914(大正3)年3月末以来110年ぶりだった。

 11月末時点で男性1957人、女性2018人になった。

 町の人口は入植、産業発展で、61(昭和36)年3月末に1万6842人でピークを迎えた。その後は離農、林業の停滞などで都市部への人口流出が続いている。

 町は人口減少時代に対応すべく、まちなか再生事業として市街地のコンパクト化や買い物環境の充実などを図っている。佐藤多一町長は「人口減少を止めるのは難しく、課題はたくさんあるが、前を向いて少しずつ改善したい」と述べ、津別の「住みやすさ」向上に意欲を見せている。


津別町

幸町地区コミュニティ施設オープン

大手ドラッグストア町内初出店 町民の買い物環境充実

 津別町幸町地区コミュニティ施設が11月、オープンした。ドラッグストア大手のサツドラ津別店などが入る施設。大手ドラッグストアの進出は町内初で、買い物環境の充実が図られた。

 施設は議会棟跡地で、鉄骨平屋建、延床面積約1303平方㍍。町が総事業費6億1500万円をかけて建設した。サツドラ津別店がこのうち1070平方㍍を占め、このほか多目的コミュニティスペース、指定管理者の北海道つべつまちづくり株式会社の管理事務所が入った。

 ドラッグストアは、町が町民に実施したアンケートで、1番求めていた施設。佐藤町長は「課題は買い物環環境のほかにもたくさんあるが、少しずつ改善したい」と述べた。

後日行われた事故現場診断 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
後日行われた事故現場診断
11月末の人口を示す役場庁舎1階の動向表 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
11月末の人口を示す役場庁舎1階の動向表
大手ドラッグストア町内初出店 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
大手ドラッグストア町内初出店

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