北見市
市の財政、26年度から毎年30億円の収支不足に
25〜27年を「集中健全化期間」に
北見市は、今年2月に公表した中期財政計画で、市の財政は2025年度で基金残高が底をつき、26年度からは毎年30億円程度の収支不足に陥るとした。
ひっ迫する財政の立て直しに向け市は8月、財政健全化計画の基本方針を策定。25〜27年度の3年間を「集中健全化期間」と位置づけ、一般財源総額を単年度収支で約30億円圧縮し、単年度の市債借入総額を65億円から45億円に減らす目標を掲げた。
辻直孝市長は12月の定例北見市議会で「他都市に比べ施設数が多いことによる維持管理費や市の面積が広大なため、道路など生活インフラの維持管理経費が以前から高上がりであったのに加え、物価高騰による委託料や工事費など幅広い経費の増加が歳出の押し上げ要因となった」と説明した。
北見市
衆議院選挙で川原田 英世氏初当選
武部氏は5期目の当選
第50回衆議院議員選挙の投開票が10月27日に行われ、川原田英世氏(41)=立憲民主=が比例で復活し、初当選を果たした。
道12区(オホーツク、宗谷管内)は前職の武部新氏(54)=自民=と新人の川原田氏の一騎打ちとなり、武部氏が7万8645票を獲得し、川原田氏の7万1608票を7037票上回り、5期目の当選をした。