【母親の就労状況】
母親の就労状況について、子どもが就学前、子どもが小学生、妊婦それぞれについて調査しました。
就学前児童の母親の場合、「就労している」がフルタイムとパート・アルバイトを合わせて64・6%。5年前に実施した前回調査の61・4%に比べ3・2ポイント増加しています。
妊婦は64・6%(前回61・0%)が就労しており、就学前児童の母親とほぼ同じ割合になりました。
小学生の母親の場合は、「就労している」が84・5%(同82・5%)と8割を超えています。
【母親の就労希望】
就労していない母親に対し、就労希望を調査しました。
「すぐにでも(または1年以内に)就労したい」は、妊婦の場合7・1%(同7・0%)ですが、就学前児童の母親は28・6%(前回27・7%)、小学校児童の母親は38・4%(同33・1%)に上昇しています。
「末子が◯歳になった頃に就労したい」と、一番下の子どもが手がかからなくなった頃に就職を考えている母親は、妊婦の場合50・0%(同55・8%)、就学前児童の母親は50・8%(同45・1%)。小学校児童の母親は11・6%(同11・9%)となっています。
【病気やけがの対応】
子どもがけがや病気をしてしまった場合に、主に誰が対応するかを調査しています。
就学前児童の場合は「母親が仕事を休んだ」が44・0%で最も多く、次いで「親族・知人が対応」が22・4%、「就労していない父親か母親が対応」が13・7%、「病児・病後児保育施設を利用した」が6・8%、「父親が仕事を休んだ」が2・5%。
小学校児童の場合、「母親が仕事を休んだ」が76・0%と8割近くに達し「父親が仕事を休んだ」は19・8%にとどまっています。
このほか「就労していない父親か母親が対応」が18・5%、「親族・知人が対応」が17・7%となりました。