北見市内のNPO法人とむての森とデイサービスきずなの交流会が8日、市総合福祉会館で開かれた。それぞれの事業所を利用する障がい児とお年寄りが一緒にゲームとビンゴを楽しんだ。
交流会は同法人20周年記念として、地域の中でさまざまな人との関わりを持ち、障がいへの理解を広げていこうと企画。同法人が運営する放課後等デイサービスと児童発達支援を行う多機能型事業所「にんぐる」管理者の妻がデイサービスきずな北光に勤務している縁から、初めて交流機会を持った。
同法人の2事業所から年少~中学2年生の11人、きずなからは高齢者17人が参加した。棒を使って玉を転がし、得点が書かれた穴に入れるテーブルゲームが用意され、交互にチャレンジ。子ども達がおじいちゃん、おばあちゃん達に「頑張れ~」と声援を送る場面もあった。
にんぐる管理者は「障がいの特性でじっとしていることが難しい子もいますが、一緒に楽しむことができたと思います。職員も互いの違いを少しずつ理解し、今後の交流につなげていけたら」と話していた。 (理)