2月9日に開かれた「西コミわくわく冬まつり」。メーンイベントの〝寒中餅まき〟は、紅白餅の入った約700袋が用意された。
イベントの3日前の夜、西コミ調理室には20代の若者から高齢者の男女20人ほどが集まっていた。餅まき用の餅を作るため、ボランティアで参加した人達だった。
餅まきは、住民グループ「西地区地域活動推進協議会」子ども・イベント部会が企画。昨年、初めて実施し、好評だったことから継続開催することにした。
昨年の人気ぶりを踏まえ、今回は配付する餅を倍増。伴って、準備に協力してくれるボランティアさんが必要になった。西コミをよく利用する住民らに協力を求めたところ、10人ほどが名乗りを上げてくれた。
餅を丸める作業は、午後6時にスタート。3台の餅つき機がフル回転する横で、ボランティア参加した住民はせっせと手を動かしていた。すべての作業が終了したのは、午後9時近くになっていた。
同部会は「限られた予算の中、ボランティアで協力してくれた住民には感謝しかない。住民の協力がなければ餅まきは実現できませんでした」と振り返っていた。