縁の下の力〝もち〟

2025-02-14 掲載

(網走市/行事)

わくわく冬まつり盛り上がりの陰に

 網走市の西コミセン裏庭で行われた〝寒中餅まき〟。用意した餅は住民の手作り。住民は「地域イベントを盛り上げたい」と集まり、つきたての餅を丸めてはしっかり乾燥させ、ビニール袋に詰めていた。餅まきを成功させた裏方さんの活躍を紹介する。 (大)

西地区地域活動推進協に住民が協力
手作りで昨年の倍、700袋を用意
協力なしでは実現できなかった

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 2月9日に開かれた「西コミわくわく冬まつり」。メーンイベントの〝寒中餅まき〟は、紅白餅の入った約700袋が用意された。

 イベントの3日前の夜、西コミ調理室には20代の若者から高齢者の男女20人ほどが集まっていた。餅まき用の餅を作るため、ボランティアで参加した人達だった。

 餅まきは、住民グループ「西地区地域活動推進協議会」子ども・イベント部会が企画。昨年、初めて実施し、好評だったことから継続開催することにした。

 昨年の人気ぶりを踏まえ、今回は配付する餅を倍増。伴って、準備に協力してくれるボランティアさんが必要になった。西コミをよく利用する住民らに協力を求めたところ、10人ほどが名乗りを上げてくれた。

 餅を丸める作業は、午後6時にスタート。3台の餅つき機がフル回転する横で、ボランティア参加した住民はせっせと手を動かしていた。すべての作業が終了したのは、午後9時近くになっていた。

 同部会は「限られた予算の中、ボランティアで協力してくれた住民には感謝しかない。住民の協力がなければ餅まきは実現できませんでした」と振り返っていた。

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  • 冬まつり
  • 寒中餅まき

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