北見支援学校高等部と北見柏陽高校器楽局の交流会がこのほど、同支援学校で行われた。両校の生徒達による元気な合奏が、校内に響き渡った。
同支援学校高等部は、同高校の美術部、器楽局と毎年交流、共同学習を行っており、今年度は11月に美術部と共同制作などを行っている。
この日、同器楽局から1、2年生14人が訪問。支援学校高等部の1~3年生33人とともに、それぞれ練習してきた合同合奏曲「学園天国」をパートごとにリハーサルした。
本番では、両校生徒がフルートや鉄琴、キーボード、ドラムなどで息の合った演奏を披露。演奏後には互いをたたえる大きな拍手が響き渡った。
「空も飛べるはず」を合同合唱したり、器楽局はリクエストのあった3曲を演奏。「はいよろこんで」では、急きょ支援学校の生徒が口笛で参加し、盛り上げた。
支援学校高等部の3年生徒は「とても楽しかったです。担当した大太鼓も上手にできたし、柏陽のみなさんの演奏はとても迫力がありました」、器楽局の局長(2年)は「音楽が好きな気持ちが伝わってきました。音楽でよりつながれたという感じがしました」とそれぞれ感想を話していた。