辻直孝北見市長は19日、市議会建設上下水道常任委員会に出席し、財政健全化計画アクションプランの再度の市民説明会を行わない代わりにインターネットの動画配信を通じて市民に検討結果などを説明する意向を示した。
同委員会では、都市建設部所管の財政健全化計画・アクションプランの検討結果を報告。2025年度は、ビリ砂利散布箇所と散布回数の削減、公園の草刈り回数削減、親水施設8カ所の休止など全17事業(財政効果額3億9690万円)をいずれも当初の計画通りに実施する考えを示した。
辻市長は前日の総務教育常任委員会で、アクションプランの検討結果を市の広報やSNSで情報発信する考えを示したが、この日は「動画を通じての対応も検討している」と述べた。 (柏)