置戸町学校運営協議会が、地域住民と子どもをつなぐコミュニケーションツールの一つとして「地域子どもみまもり隊」のオリジナル缶バッジなどを製作した。バッジを着けることで子ども達への関心を示し、気軽に挨拶や声を掛け合える地域づくりを目指す。
同協議会は学校・家庭・地域が連携し、よりよい教育活動を展開する組織。少子化により住民と子どもの関係が希薄化していることを受け、地域全体で子どもの成長を見守っていこうと「地域子どもみまもり隊」の取り組みを開始。バッジが「見守っているよ」というサインとなり、子どもも大人も互いに声が掛けやすくなるのではと考えた。
バッジは大きさ約6㌢。地域おこし協力隊がデザインを担当し、中学生へのアンケートで最も人気の高かったものを採用した。500個製作し、交通安全指導員など子どもと関わる団体へ活動の協力を求めるほか、小中学校の保護者へは4月のPTA総会時に配布する。
夏まつりなどのイベント時には、バッジを着けた隊員が挨拶や声をかけてくれた子どもにオリジナルミニシールを配る企画も考えており、遊び感覚で多くの町民と言葉を交わす機会を創出するという。
バッジは、活動に賛同する一般町民にも町役場3階の町教委学校教育課で配布している。このほか、玄関などに貼るB5サイズのステッカー(写真左)も製作。併せて活用を呼び掛けている。問い合わせは同課(0157-52-3316)へ。 (理)