仮称・北見市人権まちづくり条例の制定に向けた2回目の検討委員会が5日、市役所本庁舎で開かれ、市が条例の骨子案を提示した。
同条例は市が進める「人権尊重のまちづくり」の一環で、性別や障がいの有無などを問わず互いに尊重し合うまちづくりが目的。辻市長の公約のひとつ。
市が示した骨子案は「前文」のほか「目的」や「基本理念」「人権侵害行為の禁止」「市の責務」「市民の責務」「事業者の責務」「教育及び啓発」など12条で構成。検討委はこれをたたき台に、次回会議から条例案の内容を固めていく。
条例制定のスケジュールは当初2025年1月の施行を目指していたが、十分に審議を尽くすため3カ月延長し、同年4月施行予定に変更することで了承された。 (柏)