
北見市の常呂町健康温水プールを守る会(敦賀信人会長)は13日、同プールの存続を求める署名簿と要望書を市議会に提出した。
市の財政健全化計画により、同プールが本年度末で廃止予定とされることを巡り、敦賀氏は一昨年12月の常呂自治区での同計画住民説明会で真っ先に手を上げ、廃止反対の考えを述べた。守る会を立ち上げ昨年3月、475筆の署名を市に提出。今年2月の常呂まちづくり協議会の場でも「青少年の育成の場、地域コミュニティの場を失うことは断じて受け入れられない」と廃止計画の撤回を求めた。
敦賀会長と林沙弥副会長の2人で市議会を訪れ、対応した飯田修司議長、中崎孝俊副議長に「昨年市に署名を提出したが、検討すると答えるだけ。この間に皆で知恵を出し合えば、良い計画も出せたはず」と待たされることに歯がゆさを滲ませ、急きょ集めたという新たな1033筆の署名を飯田議長に手渡した。「常呂の人口からみると多い数」と要望書を添えた。
子どもが水泳少年団でプールを利用する林副会長によると「代替え案が佐呂間町になったり網走市になったり。それだけの距離を送り迎えするのは危険を伴うし、時間の面でも公平ではない。学校の先生も存続を求めている」と訴える。
北見市議会・飯田議長
審議の行方見守りたい
飯田議長は「今定例会の議会運営委員会に諮ったうえで代表・一般質問や常任委員会で議論されることになると思う。審議の行方を見守りたい。署名と要望書は全議員に報告する」と受け取った。
敦賀会長は「クラウドファンディングや企業への寄付のお願い、ふるさと納税の活用など住民は運営面で協力する良いアイデアを持っており、これからでも間に合うはず」と再度、存続へ議論の盛り上がりを期待した。 (寒)
