ヒグマとの事故をなくすためには、ヒグマの生態を知っておくことが大事だ。
<ヒグマの1年の活動>
【3月中旬】冬眠、出産をへて3月中旬に冬眠明けを迎え活動開始。事故が起きやすい
【5月中旬~7月】子グマの親離れと繁殖期
【8月~9月】事故多発期。山野のエサが少ないと農業被害を起こすことも
【10月~11月】冬眠準備
【12月~3月中旬】冬眠
<ヒグマの身体能力>
【聴覚】聴力に優れ、音に対しては敏感
【視覚】昼夜を問わず行動できる視力をもち、目は決して悪くはない。ただ、あまり遠距離の物はよく見えないらしい
【嗅覚】敏感で、埋めた残飯などもすぐに見つけ出します
【性格】群れを作らず単独や親子で行動。大半のヒグマは警戒心が強く、人を避けて生活しています
【運動能力】臨機の動作は非常に機敏。その気になれば、一撃で牛を倒すこともできます
※北海道環境生活部発行「あなたとヒグマの共存のための~ヒグマとのおつきあい」より