みんなで声をそろえて「いただきます」。各小学校でこの春入学した新1年生の給食が始まった。置戸小学校では15日から1年生19人の給食がスタートし、児童達が友達と仲良く味わった。
1年生は4時間目の学活の授業で、食事の前の手洗いや配膳時のきまりを確認。担任は「苦手なものも一口は頑張りましょう」と呼び掛けた。
この日の献立は「鶏きんぴら丼」「玉ねぎのみそ汁」「お祝いいちごクレープ」。児童達は口いっぱいにほお張り、「おいしい」とにっこり。おかわりを待つ児童の列もでき、人気だった。
給食を食べ終えた女児は、鶏きんぴら丼に苦手なピーマンが入っていたが「食べてみたらおいしくて、おかわりしちゃった。これからも残さず全部食べたい」と話した。
町学校給食センターでは、だしや調味料にこだわっているほか、地域の旬を感じてもらおうと、1年を通じて毎日違うメニューを提供している。献立を考案する同校の片山見咲栄養教諭は「これからみんなで楽しく食べる経験を重ねていってほしい」と話した。 (理)