
網走・北見地方に熱中症警戒アラートが出された23日、美幌町は午後1時40分に38・2度を記録。それまでの観測史上1位を更新した。
午前中から気温がぐんぐん上昇。2019年5月26日に記録した最高気温37・4度を0・8度上回った。
クーリングシェルターは21日から3日続けて開設。認知症の母親(86)と午前中にしゃきっとプラザのシェルターを訪れた男性(66)は「母の体調を考えて利用させてもらっています。今年の暑さは災害みたいなもの。シェルター(の開放時間)は午後5時までだが、最近は5時でもまだ暑いので、もう少し長く利用できたら」と話した。
この日の気温38・2度は京都府福知山市、福島県伊達市などに次いで全国4番目(午後4時40分現在)の暑さだった。美幌経済センター敷地内に設置されている温度計は38度を示し、暑さの影響か、屋外を歩く人の姿はいつもよりまばらだった。 (浩)