北見で史上最高、39・0度

2025-07-25 掲載

(北見市/社会)

津別は38・4、美幌は38・3度で記録更新

全国では3位…連日の猛暑日に対策呼び掛け

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 命にかかわる危険な暑さの39度近くになると事前の予報通り、北見で24日、最高気温が39・0度に達し、記録を塗り替えた。連日の「猛暑日」は25日も続きそうで、関係機関は命を守る対策をと呼び掛けている。

 勢力の強い南からの太平洋高気圧に加え、大陸で暖められた暖気が西から上空を覆い、二重に暑さが襲った。これまで最高の2019年5月26日の38・1度を大きく更新した。

 この地方では珍しい湿った空気で、市民は「朝からドヨ~ンとしている」と挨拶代わり。午前8時過ぎには30度を突破、10時過ぎには早くも猛暑日の35度を超え、気象庁の発表によると午後2時41分に39・0度を観測した。

 京都・福知山、福島・伊達に次いでこの日の全国3番目の記録。北海道では未踏の40度の予想も出ていた帯広は4番目で38・8度、津別は9番目で38・4度、美幌は10番目で38・3度といずれも過去最高を更新した。

 臨時に開放した北見市中央図書館のクーリングシェルターはさまざまな年代の利用で混雑。90歳代の女性は「暑くて家から逃げてきた」と涼しげなベンチに腰掛けていた。 (寒)

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