過去6番目の遅さ…4月29日の降雪

2025-05-07 掲載

(北見市/社会)

低気圧発達で寒気流れ込み…北見で3㌢

農業者は「これ以上降らないで」
朝起きたら雪景色に

みぞれから夜には本格的な雪に(4月29日午後7時頃、国道39号) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
みぞれから夜には本格的な雪に(4月29日午後7時頃、国道39号)

 低気圧が発達し寒気が流れこんだ影響で、北見では4月29日午後、みぞれ模様に。夜半には本格的な雪に変わり、翌朝は雪景色となった。

 気象庁の観測データによると北見で4月4日以来、25日ぶりとなる降雪を観測。降雪の深さの合計、最深積雪はともに3㌢だった。

 北見では雪の終日の統計を取っていないが本紙が独自に調べたところ、記録が残る1980年以降の降雪の深さの日合計のうち、最も遅いのは1996年の5月12日で5月が3回。今のところ今年の4月29日は46年間のデータの中で6番目の遅さ。逆に最も早いのは1992年と2011年、2023年の3月27日。

 2023年は春先から暖かい日が多く、夏の高温傾向へと続いた。今年はこれより1カ月以上遅く降雪を観測。翌30日にも雪が降ったが、すぐ解けたことから降雪は0㌢の観測だった。農業者らは「これ以上降らないで」と祈っていた。 (寒)

翌朝は街路樹も雪化粧(4月30日午前8時半頃、北見市中央大通) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
翌朝は街路樹も雪化粧(4月30日午前8時半頃、北見市中央大通)

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