
東亜リサーチの調べによると、管内の4月の倒産発生(負債総額1千万円以上、内整理含む)は2件で、負債総額は2億2646万円。発生企業は北見市内の建設業者と製材業者。4カ月連続の発生となった。
今後の見通しについて同社は「エネルギー価格など物価の高騰や高止まりが暗い影を落とし、人手不足や人件費上昇などの負担が大きく影響し道内でも倒産件数の増加が顕著になっている。管内では4カ月連続で発生するなど重苦しい空気が漂う。中小企業者を取り巻く環境は一層厳しさを増しており、先行き不透明感が拭えない状況が続いている」としている。