広域ごみ中間処理施設…建設候補地4カ所を選定

2025-05-09 掲載

(網走市/社会)

斜網地区1市5町 第三者委が示す

順位付け後に決定へ

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 斜網地区1市5町(網走市、美幌町、大空町、斜里町、小清水町、清里町)の広域ごみを処理する中間処理施設の建設地について協議を進めている第三者委員会(候補地評価委員会、委員9人)は、候補地(建設調査対象地)4カ所を選定した。

 第三者委が示した建設調査対象地は「1万4千平方㍍以上の開けた公有地」。1市5町から13カ所が提案され、この中から「不適と考えられる土地」(活断層、埋蔵文化財、鳥獣保護地区の特別保護地区、急斜地崩壊危険区域など)の6カ所が除かれ、残り7カ所の選定については各市町の判断に委ねられた。

 結果的には、網走市、美幌町、大空町東藻琴、清里町にある4カ所の土地が建設調査対象地として選定された=表=。

 第三者委は6月中旬までに、候補地4カ所の現地視察や総合評価項目を設定した上で、建設地に適しているかの順位付けをする。1市5町からなる協議会(会長、水谷洋一網走市長)は、第三者委による「順位」を踏まえ、建設候補地を決定する。

 1市5町の広域ごみを処理する焼却施設は当初、大空町東藻琴地区に建設する予定で準備が進められていた。しかし、建設予定地から産廃が見つかったことなどから「白紙」となった経緯がある。

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