6~8月は「平年より気温高く」

2025-06-02 掲載

(網走管内/社会)

札幌管区気象台の天候見通し

降水量はほぼ平年並み

 気象庁・札幌管区気象台は5月20日、北海道の「向こう3カ月の天候見通し」を発表した。6月~8月は「暖かい空気に覆われやすく、気温が高い」と特徴を挙げている。

 6月と8月は天気が数日周期で変わり、7月はオホーツク海側では平年と同様に曇りの日が多いと見込む。

 具体的にオホーツク海側の気温は、6、7、8月のいずれも低い確率が20%、平年並が30%、高い確率が50%で「高い」見込み。

 同じく降水量は6月が少ない確率が30%で平年並が40%、多い確率が30%、7月と8月はともに少ない30%、平年並30%、多い40%となっていて「ほぼ平年並」の見込み。

 解説を抜粋すると、「上空の偏西風は、ユーラシア大陸から日本付近にかけて平年より北の位置を流れやすい。太平洋高気圧は平年に比べ、日本の南で西への張り出しが強い」としている。これらのことから「北海道は暖かい空気に覆われやすく、湿った空気が入り、低気圧や前線の影響を受けやすい時期があるでしょう」と予想している。(寒)

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