ビート続々搬入

2025-10-09 掲載

(美幌町/社会)

日甜美幌製糖所

面積減も前年並み産糖量見込む

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 日本甜菜製糖株式会社美幌製糖所が4日、25年度の製糖作業を開始した。2026年1月中旬まで24時間体制で稼働し、グラニュー糖など24年度とほぼ同じ約5万㌧の生産を計画している。

 美幌製糖所が原料にするビート(てん菜)は、美幌町、津別町、北見市常呂町、大空町東藻琴の4地区合計465戸で作付。25年度の作付面積は約4653㌶で、24年度に比べ約125㌶減った。

 ビート自体は24年度よりも大きく、面積が減る中でも総収量は24年度とほぼ同じ約34万㌧を見込んでいるが、糖度について、美幌製糖所は「今年は猛暑などで積算気温が高く、影響を注視する」としている。

 原料は3日から受け入れを開始。ビートを荷台に積んだ大型トラックが製糖所に運び込んでいる。梶明宏所長は「農家の皆さんのご努力で、前年並みの生産量を維持できそうです。無事故、無災害の操業が第一。来年以降の作付のお願いにも力を注ぎたい」と話している。 (浩)

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