
同プラザは、子ども向けの木製遊具を集めた「木育ひろば」をはじめ研修室、木工製品の販売コーナーなどを備えている。これまでは小学生以下の子どもやその保護者の利用が大半を占めていた。
営業再開を機に、利用の少ない遊具類を撤去する一方、大人も楽しめる遊具や健康器具などを新たに導入した。
木育ひろばには足つぼマッサージをはじめ腹筋運動や腕立て伏せ、ストレッチなどができるコーナーを配置。出入口前のスペースにはカーリングやボウリングの遊具、卓球台などを導入した。
また、施設内を周回できる1周約80㍍のウオーキングコースも設けた。
休憩スペースは座席数を増やしたほか、木工製品の販売コーナーはレイアウトを見直し、商品を拡充。同協会は「今後も出品業者数や品数を増やしていきたい」と話す。
12月からは毎週末、読み聞かせやものづくりなどのイベントをスタートさせ、人が集まりやすい環境づくりを進める。また利用料金を見直し、子どもも大人も一律100円に統一した。
利用者の女性は「子どもと一緒に楽しんでいます。体験イベントなどがあればぜひ参加したい」と話していた。
同協会は「今後も利用者の声を聞きながら、改善していきたい」としている。 (柏)
