
野菜不足を補う方法として野菜飲料の活用を提案する、赤十字北海道看護大学の学生を対象にした「健康クッキングセミナー」が5月31日、同大で開かれた。1年生7人が調理実習とミニ講話を通じ、野菜の上手な取り方を学んだ。
セミナーは、カゴメ㈱北海道支店、㈱道東アークス、北海道栄養士会オホーツク支部の3者共同で、昨年に続き2回目の開催。今回は野菜の価格高騰で懸念される野菜不足を背景に、野菜飲料による栄養補給のメリットを知ってもらおうと企画した。
調理実習では学生達がカゴメの野菜汁100%飲料「カゴメ野菜一日これ一杯」をベースに、フライパン一つで仕上げるボロネーゼなどを同支部会員とともに調理。
講話ではカゴメの社員が、調理や食べ方で工夫できる野菜の上手な取り方について紹介した。野菜の価格が高い時は、価格が安定している缶詰やジュースなどの野菜加工品の活用を提案。リコピンやβ―カロテンなどの栄養素はジュースにした方が吸収率が良いことにも触れ「ジュースと生野菜を上手に組み合わせて健康な生活を」と呼び掛けた。
参加した栃尾優妃乃さんは「トマトジュースが好きで普段から飲んでいますが、料理に使ったことはありませんでした。今後はジュースも料理に取り入れ、野菜不足を解消したい」と話していた。
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道東アークスでは6月末までグループ各店でカゴメ商品を含む500円以上の購入で、RARAポイントやカゴメ商品詰め合わせが当たるキャンペーンを実施している。キャンペーンの詳細は、きょう12日の本紙広告で確認を。