
東亜リサーチの調べによると、管内の9月の倒産発生(負債総額1千万円以上、内整理含む)はゼロ件だった。発生ゼロは3カ月ぶり。
今後の見通しについて同社は「物価高騰や深刻な人手不足などで道内全体では倒産件数の増加が続いている。管内では3カ月ぶりに倒産発生がなかったものの、決して楽観視できる状況にはない。中小企業者を取り巻く環境は依然厳しく、北見市の財政悪化による影響も暗い影を落とす。販路拡大などで新たな局面を模索する動きも見られるが、効果は未知数で先行きを不安視する声も各方面から聞こえてくる」としている。