手作り雑巾100枚を寄贈

2025-06-19 掲載

(北見市/社会)

地域サロン「こころ会」が美山小へ

材料のタオル寄贈呼び掛けも

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 北見市内の高栄地区住民センターで活動する地域サロン「こころ会」が、美山小学校に雑巾100枚を寄贈した。同会の岩井征子会長と樋渡静子さんの2人が学校を訪れ、児童会役員の児童達に手渡した。

 地域の理想的なあり方について意見を出し合う2層協議体「北部地区支え合いの地域づくり会議」が新年度に合わせて学校訪問をした際、同校で雑巾が不足していると聞き、各地域団体に協力を呼びかけたところ、同会が雑巾縫いボランティアを買って出た。

 同会は女性22人で月2回活動。雑巾縫いはお茶やおしゃべりを楽しみながら作業したり、人によっては自宅に持ち帰ってミシンでたくさんの枚数を仕上げたという。

 寄贈日は運動会前だったとあり、雑巾を受け取った児童会の小野円花会長は「運動会の練習があり、校内が土埃で汚れている。雑巾を使ってピカピカにしたいと思います」と感謝した。2人は「子ども達の喜ぶ顔が励みになります」と目じりを下げた。

 また、協議体を主管する北部地区地域包括支援センターには、雑巾作りの材料にと、住民協働組織「美山小校区ふれあい会」からフェイスタオル40枚が寄贈されるなど、地域の支え合いの輪が広がっているという。

 同センターは雑巾作りに活用するタオル類(原則、未使用品)の寄贈を呼び掛けている。併せて、同センター担当地域内の住民を対象に、縫い手も募集している。詳しくは、同センター(0157-22-7800)へ。 (理)

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