みんな親切、困ることはありません

2025-06-25 掲載

(北見市/教育)

看護のインターンシップでインドネシアから北見へ

 インドネシアのバリ島で看護を学ぶ大学生、ニカデ・カリスタ・デウィさん(21)は、今年1月に看護のインターンシップで、北見市にやって来た。福祉活動を行うNPO法人「とむての森」で1年間、実際に働きながら学びを深めている。

ニカデ・カリスタ・デウィさん(21)
「とむての森」で1年間働きながら学び
バリでは日本の労働文化、時間厳守を頑張りたい

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 小児科の看護師を目指すデウィさんは、同法人で主に障がいのある子ども達の支援に携わっており、この日は子ども達と一緒にデザート作りを楽しんだ。ほかにも、インドネシアの伝統的な子どもの遊び「アーニャマン」などを教え、一緒に楽しんでいる。

 バリ島では、同法人が障がいのある子ども達を対象に運営している「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」のような施設はなく、家族などが世話をしている。そのため「バリにもこのような施設は必要」と話す。

 バリ島は年間を通して温暖な地域で、雪は降らないため、雪を見るのも氷点下の寒さも初めての体験。「凄く寒かったけど、全然平気」と笑顔を見せる。

 北見市の印象を聞くと「車とバイクが多くとてもにぎやかなバリに比べ、静かな町だと感じます。みんな親切にしてくれるので、困ってることはありません」。

 来年の1月でインターンシップは終了する。「バリに戻ったら、日本の労働文化である時間厳守を頑張りたい」と語る。 (知)

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