
3年・嘉藤 颯大さん
男子3000㍍障害で全道優勝
「全国では9分前半めざしたい」
嘉藤颯大さん(3年)は男子3000㍍障害で全道1位に輝いた。体力が求められる難関な競技であるとともに最後まで何が起こるか分からない。全道高校陸上ではトップを走っていた選手がラスト2周の水ごう障害でまさかの転倒、嘉藤さんはラスト1周でスパートすると2位に8秒の差をつけゴール。「自分の実力がどれくらいだか分からず夢中だった。全国では9分前半をめざす」と意欲を語る。
3年・岩本 龍希さん
110㍍ハードルで2位 支部高校新記録で
岩本龍希さん(同)は110ハードルで2位。スタートが苦手だが今決勝では「気持ちよくはまって後半につながった」。清里町から北見北斗高校に進学し、高校生活最初で最後の全国切符をオホーツク支部高校新となる14秒98を出し、つかんだ。
3年・豊原 隆介さん
男子棒高跳びで2位
「自己ベスト出せて嬉しい」
豊原隆介さん(同)は男子棒高跳びで2位。オホーツク支部から4人が全国進出する中で唯一4㍍40を1回目で跳んだ。高2で4㍍30を跳び「半年ほど自己ベストを出せないでいたので嬉しい」。
2年・平井 虹帆さん
3年・鈴木 夢唯さん
女子5000㍍競歩で2位、3位
「自分のペースで歩きたい」
女子5000㍍競歩の平井虹帆さん(2年)が2位、鈴木夢唯さん(3年)が3位。平井さんは支部予選で自己ベストの25分04秒99をだしたが「旭川の全道決勝は暑くてタイムは伸びなかった」、一方、鈴木さんは「レースの流れに乗れた」と決勝でベストの26分15秒22。互いに高め合っており「人の後ろを歩くのは苦手。自分のペースで歩きたい」とレース戦略も一致している。
3年・齋藤 瑠来さん
男子800㍍5位 1500㍍で3位 まだまだ上へ
全中の男子1500㍍で全国4位の実績を持つ齋藤瑠来さん(2年)。湧別町から北見北斗高校に進学し、文武両道を貫く。全道高校陸上は800㍍で5位、1500㍍で3位。予選ランキングとほぼ同じ好結果だが本人はまだまだ不満で、さらに上をめざしている。
2年・石田 晴大さん
男子走り幅跳びで6位
「予選突破を」
男子走り幅跳び6位の石田晴大さん(2年)は全道大会の1週間前に左足膝のじん帯を痛めるケガをしていた。踏み切る足でストレッチなどで手当し、全国出場権ぎりぎりの6位入賞をつかみとった。中3の時の全中、U16以来となる全国大会では、もうひと頑張りして7㍍25を跳び「予選突破をめざす」と静かに闘志を燃やす。 (寒)




