
トランポリンクラブKITAMIに所属する成田崇汰くん(北見美山小6年)が、さきごろ名寄市で開かれた第47回北海道トランポリン競技選手権大会の男子Bクラス個人で優勝。また、同シンクロナイズドでは成田くんと石谷優気くん(北見小泉中1年)のペアが優勝した。
成田くんは予選を1位で通過し、決勝 は会心の演技で優勝。同大会の個人戦連覇を遂げた。同クラスでは石田くんが準優勝し、クラブ所属選手が1位2位を独占。成田くんは「技の難度を下げた分、今までで一番美しい演技ができた」。石谷くんは「昨年はミスをしてしまったが、今回は予選も決勝もいい演技ができて良かった」と語る。
2人はシンクロナイズドでも完成度の高い演技を披露。「息がぴったりと合い、高得点で優勝できてうれしい」と声を弾ませる。
成田くんはこのほか、姉の成田琴織さん(北見東陵中2年)とともに29日から金沢市で開かれる全日本ジュニア選手権の個人戦、他のクラブ選手とのペアによるシンクロに出場する。予選のビデオ審査で各50人の全国出場枠に入った。崇汰くんは「個人とシンクロで1位を目指したい」、琴織さんは「良い演技をして上位に入りたい」と抱負を語る。 (柏)