
美幌町成年後見支援センター主催の市民後見人養成講座事前説明会が16日と18日、しゃきっとプラザで開かれた。2日間合わせて10人が、8月に開講する養成講座を前に、市民後見人について理解を深めた。
開講前に、成年後見制度に理解を深めてもらおうと初めて企画した。
18日は6人が参加。釧路地方法務局北見支局の宮崎紀夫さんが講話。「成年後見は、判断能力が十分でない方を保護し、支援する制度」とし、具体的な支援として、不動産や預貯金などの財産管理、介護に関する契約、遺産分割の協議などを挙げた。
この後、2016(平成28)年度に養成講座を修了した片桐きみ子さんが活動事例を報告。美幌町社会福祉協議会の長尾麻美さんが講座のカリキュラムを説明した。
養成講座は8月27日(水)に開講。全7回で、修了者は市民後見人または権利擁護サポーターとして活動できる。 (浩)