
美幌保育園と東陽保育園の年長児17人が7月23日、美幌高校を訪問した。牛舎などを見学し、高校生が開発中のパオ(中華まん)を調理して一緒に食べ、楽しく交流した。
美幌高校の魅力を知ってもらおうと、合同会社びほろ笑顔プロジェクトが食育事業として実施。コロナ禍を経て久しぶりに開いた。
23日は熱中症警戒アラートが発令されたため、バスの中から牛舎や高校の施設を見学した。
パオの調理では、未来農業科地域加工食品班の2、3年生6人のサポートを受けながら、小麦粉の生地をうすく伸ばしたり、トマトを切ったりといった作業をこなした。
生地でレタスやソーセージなどをはさみ、トマトソースをかけて完成。園児たちは「めっちゃおいしい!」などとほおばっていた。
同社の大友真佐美さんは「大きなトマトも小さな種から実をつけます。命ってすごいと感じて」と園児に語りかけた。 (浩)