北見商工会議所は2025年度第1四半期(4~6月)の景気動向調査報告書をまとめた。全体の業況は前年に比べ改善した。
調査は7月、北見市内の企業を対象に実施。製造業、建設業、卸売業、小売業、サービス業の5業種104社が回答した。
第1四半期の業況は前年に比べ「好転した」企業が25・2%、「悪化した」企業が37・9%で、好転から悪化を差し引いたDI値はマイナス12・7。前年同期に比べ7・3ポイント改善した。
業況を業種別に見ると卸売業が前年同期比38・1ポイントの大幅な改善となったほか製造業が24・2ポイント、建設業が4・2ポイント改善。一方、小売業は18・4ポイント、サービス業は13・4ポイント悪化した。
経営上の問題点は1位が「諸経費増」、2位が「人材不足」、3位が「人件費増」で前回と同じ。