
全国高校総体(インターハイ)競泳競技(17日から広島市)に、北見北斗高校の女子選手5人が出場する。道央圏の私立強豪高が上位を占めるなか、7月の全道高校大会で個人種目とリレーの3種目で出場権を獲得した。
北見市内のスイミングスクールに0~2歳から通い、現在は市民温水プールで練習する。全道大会は江別市野幌の長水路プールで行われ「長水路は慣れていないので苦手」という5人だったが個人種目で頑張り、リレー種目で力を合わせて全国切符を勝ち取った。
那須妃奈乃さん(2年)は個人種目の800㍍自由形で全道3位。「昨年はインターハイに行けなかったので、出場できるのはうれしい。楽しんで泳ぎ、自己ベストを出したい」と意欲を燃やす。
那須さんを含め5人が分担し、400㍍フリーリレー、800㍍フリーリレー、400㍍メドレーリレーの3種目で3位に輝いた。
400㍍メドレーリレーの第1泳者で背泳ぎを担当する伊東理奈さん(1年)は「みんなのおかげで3位になれた。今度は自分が力になりたい」、第2泳者で平泳ぎを担当する井上実咲さん(2年)は「個人的にもベストを出せた。全国までにさらに力をつけたい」、第3泳者でバタフライの工藤萌永さん(同)は「先輩方や家族の応援を受けて頑張れた。全国では全力を出す」、アンカーのフリー・中尾芽生さん(1年)は200㍍自由形で5位。「もっと力をつけて来年は個人種目でも全国をめざしたい」と抱負を語り、それぞれリレーの2~3種目に出場する。 (寒)