
北見市端野町を拠点にするトランポリンクラブ「サンスピリッツ」の中﨑櫂地くんと髙橋輝大くん(ともに北見端野小3年)が、2日に石川県金沢市で開かれた第11回全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会シンクロナイズド競技小学生低学年男子の部で3位に入賞した。2025年からペアを組んだばかりだが、息の合った演技で表彰台に登った。
小学生低学年の部は8チームが出場した。中﨑くん、髙橋くんの2人は予選を4位で通過。決勝では、演技の同調性を示す「同時性」で、予選より2ポイント以上高い17・30点を獲得。全体の得点を押し上げ、順位も1つ上げて銅メダルを手にした。
「もっと演技を合わせられるよう頑張りたい」
髙橋くんが中崎くんに合わせる形で演技。宙返りやひねりを伴う技は跳躍の高さがずれやすく、注意したという。2人は「特に決勝は合わせるのがうまくいきました。うれしいです」と笑顔で振り返り「もっと演技を合わせられるようこれからも頑張ります」と話している。
クラブの選手が小学生低学年の部で入賞するのは、17(平成29)年以来8年ぶり。2人を指導する神山和仁さんは「良い演技をしようと2人で話し合い、決勝は特に気合が入っていました。来年は高学年の部になるので苦労すると思うが、努力を続けてほしい」と期待した。 (浩)