社会を明るくする運動 一人ひと言

2025-08-28 掲載

(北見市/社会)

オホーツク社会福祉専門学校 安部 遥香

社会を明るくするために必要なこと

 私の考える社会を明るくするために必要なことは、笑顔でいることです。その理由は二つあります。

 一つ目は、人とのつきあいを円滑にするためです。気の置けない、親しい間柄であれば相手が不機嫌そうな表情を浮かべていたとしても、それまでの経験からなんとなくその理由を読み解くことができるでしょう。しかし、知り合ってまだ日が浅く、関係を築き切れていない状態だと、相手の過去や人となりが分からないがゆえに、そのままの意味でしかとらえることができず、お互いの間に勘違いが起こってしまうかもしれません。自分の感情を正確に伝えるためにも笑顔は必要であると考えます。 

 二つ目は、相手に安心感を与えるためです。例えば、初対面の人に話しかけるという場面でにこやかな表情の人と無愛想な人、どちらの方が話しかけやすいでしょうか。おそらく、大半の人は前者を選択するのではないでしょうか。私自身の経験上、にこやかな人は明るい、優しい、オープンなど、プラスのイメージが感じられ、一方、無愛想な人は暗い、怖い、怒っているなど、マイナスのイメージを感じることが多くありました。ですが、実際のその人は受けたイメージとはまったく異なる人柄であることもあります。そのような勘違いを防ぐためにも笑顔は必要であると言えます。

 「人は見た目が九割」と言われるように、人と関わる上で初めの印象というのは重要になります。最初の印象が良い人は好かれ、悪い人は好かれるまでに時間を要します。これがすべてではありませんが、人間関係で悩む一つの要因ではないかと考えます。先ほどの二つの理由を踏まえ、笑顔でコミュニケーションをとることが良好な人間関係を、ひいては社会を明るくすることに繋がると考えます。

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  • 社明運動

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