道警北見方面本部生活安全課は管内の「特殊詐欺等認知件数」(暫定値、7月末現在)を集計した。全国的に問題になっている「ニセ警察詐欺」が管内でもみられることから、注意を呼び掛けている。
同課によると、今年1月~7月の管内「特殊詐欺」の認知件数は15件で前年同期比10件増加。被害額合計は約5380万円で同比約4900万円増加した。オレオレ詐欺が8件(同比7件増)を占め、その被害額は約5080万円(同比約4920万円増)にのぼる。
警察官をかたる新たな手口が発生した。
管内在住の80歳代の女性宅の固定電話に警察官をかたる犯人から「事件の犯人があなたから口座を買ったと言っている。捜査のためお金を調べる」と連絡があった。その後、被害者は指示された通り、身分証明書を送信したところ、犯人に被害者の名義でインターネット銀行の口座を開設された。同口座に現金を振り込むよう指示され、合計3000万円を振り込みだまし取られた。
同課は「自動音声ガイダンスやショートメッセージでSNSに誘導し、警察官をかたって『逮捕する』などと言って、捜査名目で金銭をだまし取る『ニセ警察詐欺』が多発しています。警察はSNSで連絡をしませんので注意してください」と呼び掛けている。 (寒)