
北見市内錦町の約8千平方㍍の畑地に、ひまわり約1万本で作った散歩道「ひまわりのみち」が誕生。このほど地域の北光幼稚園の園児が見守る中、テープカットと看板の除幕式が行われた。
北見北光小学校前にある同園の吉田耕一郎園長所有の土地で、吉田園長が園児や地域住民らを楽しませたいと計画。今年6月に同園の父親有志によるグループ「おとこクラブ」がひまわりの種をまいた。
およそ2カ月でひまわりは約2㍍の高さに成長。吉田園長がひまわりの中を歩けるようにと道を作った。また、「どこから入ってどこに出るのか分からない」との年中組の園児の声から、スタートとゴールの看板も制作した。
この日、3~5歳児約170人が集まる中、代表者と吉田園長がテープカット。スタートを示す看板がお披露目された。
さっそく園児達はスタートの看板から、ひまわりの道の中へ。大きなひまわりが並び、上から見渡せるように作られた丘にも登って楽しんだ。
ゴールにたどり着いた年中組の園児は「楽しかった。(ひまわりが)トンネルみたいだった。また遊びたい」と笑顔をみせていた。
吉田園長は「ぜひみなさんに楽しんでもらいたい。(中は土なので)長靴をはいた方がいいかもしれませんね」と話していた。
9月中旬まで、夜以外は自由に利用できる。

