
北見市朝日町の川下徳太郎さん(63)が、自宅前のJR高架橋下約100㍍に植えたコスモスと、「ど根性ひまわり」が咲き誇っている。
ど根性ひまわりとは、東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市の瓦礫の中から芽を出して花を咲かせたひまわりのことで、川下さんが知人から種を譲り受け植えたものだ。
川下さんは、雑草が生い茂っていた高架橋下をJRの許可を得て10年ほど前からジャーマンアイリスを植え、5年ほど前からコスモスを、今年はど根性ひまわりを植えた。6月にジャーマンアイリスが見ごろを迎え、それが過ぎるとコスモスとひまわりが咲き、地域住人の目を楽しませている。JRからも喜ばれているという。
「ここを通る人に喜んでいただければ嬉しいです」と話す。 (知)