バスやタクシーなど地域住民の〝足〟について審議する北見市地域公共交通会議がさきごろ開かれ、市内事業所によるユニバーサルデザインタクシー(UDタクシー)の導入事業計画を承認した。
UDタクシーとは、高齢者や障がい者など足腰が弱い人でも利用しやすい新たなタクシー車両。国は2025年度までに全国で約9万台の福祉タクシー車両(UDタクシーを含む)を導入し、タクシー総車両数の25%とする目標を掲げている。公共交通のバリアフリー化を図る同市も国の方針に基づき、導入を目指している。
北見北交ハイヤー㈱が、市内では初となるUDタクシー5台を年度内に導入する。車両は、車椅子のままスロープで乗降が可能な機能などを備える。
公共交通会議での承認を得ることで、国からの補助金が活用できる。 (柏)