8月18日に大阪市道頓堀で発生したビル火災を受け北見地区消防組合消防本部は、北見市内繁華街の小規模雑居ビルなどを対象に緊急査察を行っている。
この火災は火元とみられる6階建ビルと隣接する7階建ビルで発生し、消火活動中の消防隊員2人が死亡、4人が負傷した。
これを受け、同本部は2階建以上で飲食店などが入居する11カ所の対象物で緊急査察を開始。消防法で規定されている防火管理者の選任や消防訓練実施の有無、階段の障害物や消防設備の不備などを重点に点検している。
同本部は「今回の火災は社会的影響が大きく、早急に対策を講じる必要があると判断した」としている。 (柏)