
東亜リサーチの調べによると、管内の8月の倒産発生(負債総額1千万円以上、内整理含む)は1件で、負債総額は1800万円。発生企業は紋別市内のミンク製品製造販売業者。2カ月連続の発生となった。
今後の見通しについて同社は「物価の高騰や高止まりに加え、深刻な人手不足、人件費上昇に伴う負担増などが影響し、道内全体では倒産件数の増加が続いている。管内でも年初から断続的に倒産が発生するなど重苦しい雰囲気に包まれ、過去5年との比較でも増加の兆候が顕著であり厳しい情勢がうかがえる。北見市の財政悪化による影響も各方面に暗い影を落としており、新たな局面を模索する動きも見られるが効果は未知数で、先行きを不安視する声も多く聞かれている」としている。