生まれ育った常呂の風景残したい

2025-09-26 掲載

(北見市/文化)

常呂・大岸 竹男さん(71)

常呂の魅力「海、湖、山がそろっている」
〝ふる里写真家〟として撮り続け25年
道美展で入選も「入賞めざし挑戦し続けたい」

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 北見市常呂の大岸竹男さん(71)は、写真歴約25年。地元常呂を題材に写真を撮り続けており「ふる里写真家をめざしています」と笑顔をみせる。

 生まれも育ちも常呂町。「『ふる里』常呂の風景を残していきたい」と写真を撮り始め、「98%が常呂で撮った作品」という。

 常呂の魅力は「海、サロマ湖、山と3つがそろっている」。今年の道美展写真部で入選した「銀波の漁船」は、朝日に輝くオホーツク海の波にシャッターを切った。波の美しさはもとより、浜辺には釣り人の釣り竿、海には漁船、遠くに能取岬が見え、常呂ならではの作品になっている。

 今回応募した3点すべて常呂で撮影。一番自信があった作品とは違う作品が一次審査を通過、入選し「正直悔しさもあったね」と明かす。

 道美展には知人に誘われ応募し始め、入選は今回で5回目、昨年は奨励賞を受賞した。「さらに入賞をめざして挑戦し続けたい」と考える。

 「地元の人間が一番いい時に、いい景色を撮ることができる。ふる里のいいところを撮っていきたい」と話している。

 今回入選した大岸さんの作品は、北見信用金庫常呂支店に展示している。

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