
ベトナムの言葉や文化に触れる「ベトナム語体験会」が25日、北見市内のオホーツクJA Bldg・で開かれた。
北海道ベトナム交流協会オホーツク(猪狩貴諭会長)が主催。近年、技能実習や特定技能によりオホーツク管内で増加するベトナム人への理解を深め、誰もが暮らしやすい地域づくりに向けて初めて開催した。
この日は子どもから高齢者まで30人あまりが参加。外国人材の受け入れや支援を行う公益財団法人・東亜総研のベトナム人スタッフや技能実習生が講師を務めた。
猪狩会長は「ベトナムへの理解が深まり、多くのベトナム人とつながりを持つきっかけになれば」とあいさつ。体験会では、ベトナムの歌や文化、日本との交流の歴史などを紹介し、「声調」と呼ばれるベトナム語の発音方法を説明。参加者は声の高低や上がり下がりによって異なる6つ発音を練習しながら、同じ言葉でも声調によって意味が異なることを学んだ。
このほか、ベトナム式のコーヒーの入れ方の実演もあり、参加者の興味を誘っていた。 (柏)
 
                        