
北見民謡会「響」の新出将也くん(6、キューピーキャッスル保育園)がこのほど、小樽市で開かれた「第21回北海浜節全国大会」の幼少年少女の部Ⅰ部(小学4年まで)で優勝した。新出くんは「緊張したけど、楽しかった」と笑顔をみせている。
「北海浜節」は、年齢問わずに愛されている小樽地方が舞台の北海道民謡。同大会は年齢別の4部門に分かれ、約100人が出場した。
母も兄も同会に所属して民謡を学んでおり、母のお腹の中にいたときから民謡に親しんでいたという新出くんは、3歳で初舞台を踏んだ。大会にも積極的に参加し、昨年も同大会に出場したが優勝はならず、「次は旗(優勝旗)がほしい」と思ったそう。
優勝を目標に母や兄と練習を重ね、迎えた本番前。緊張していた新出くんだが、「6歳なんだから大丈夫!できる!」と周囲からの励ましを受け、ステージに立ったそう。指導する同会会主の須貝真幸恵さんは「いつも通り堂々と歌えていました」と話す。
念願の優勝旗を手にし「うれしかった。思ったよりも(優勝旗は)軽かった」と笑顔。「民謡が好き。一生懸命練習して、全道大会とかたくさん優勝したい」と張り切っている。 (菊)
 
                        