学テは今年4月、市内の小学6年生208人、中学3年生約230人を対象に実施。いずれも、国語と算数(数学)、理解の学力を調べた。
市内小学生の正答率を見てみると、算数が51・9%で、全国平均と比べマイナス6・1ポイントだった。国語、理科ともに全国平均を下回った。
市内中学生の正答率を全国平均と比べると、国語が同値(54・3%)、数学はマイナス5・2ポイント、理科はマイナス2ポイントだった。
市内小学生の調査結果について、同市教委は「学習への意欲や、日々の生活・学習習慣の定着に課題があることが示唆されている」とし、「望ましい生活習慣や家庭学習の習慣化を促すため保護者との連携強化」などに取り組むとしている(資料より)。
また、市内中学生の調査結果については、「特に数学や学習習慣の定着に課題があることが示唆されている」とした上で、「生徒が数学を『わかる』『できる』と実感できるような授業改善を進める」などとしている(資料より)。 (大)
