全日本司厨士協会北見支部がこのほど、北見市内の知的障がい児・者支援施設「川東の里」で料理をふるまった。市内のレストランのシェフらが作りたての料理で施設利用者を喜ばせた。
同支部は毎年同施設の利用者に料理を提供しており、今年で46回目。
この日のメニューは、同施設で生産した豚肉を使ったカツカレー、カボチャのスープ、温野菜、シュークリーム。福田哲也支部長ら11人は下ごしらえなどをした料理を持って同施設を訪れ、入所・通所者合わせて245食分を仕上げた。
通所施設では、山尾幸正理事長が「プロのコックさんが料理をしてくれました。おいしくてほっぺをおとさないようにしてくださいね」と利用者に呼びかけた。きれいに盛り付けられた料理に利用者は目を輝かせて次々と口に運び「おいしい」と笑顔を見せた。
福田支部長は「先輩方が長年続けてきたこと。これからも続けていきたい」と話していた。 (菊)